奥が深いプログラマーの世界

悩みや苦労、将来性について深堀りする

フリーランスプログラマーの将来性

週刊誌などでは「将来なくなる仕事」となどという見出しを見ることが多いが、時代とともに仕事が変化するのは当然のことである。経営学者のドラッカー氏は「変化を止めることはできない。できるのは変化の先頭に立つだけだ」と喝破しているが、プログラマーの世界でも変化に対応することはとても大切だ。
プログラミング言語などという細かい話は抜きにして、もっと大きな視点でプログラマーという仕事について考察することが大事だ。
今後、ITがさらに発展するのは間違いないが、そのような時代において単純な作業が伴う仕事がなくなることはあり得る。その意味で言うと、プログラマーは決して単純な仕事ではないはずである。このように考えていくとなくなる確率はかなり低いと思われるが、フリーランスという観点から考えることは必要である。
最近は「働き方改革」という言葉が注目されているが、これまでとはいろいろな面で働き方が変わってくる可能性は高いはずだ。そのような状況でフリーランスは間違いなく重要になってくる。企業はできるだけ固定費をかけないようにするのは当然である。
そして、働く側も企業に縛られずに働きたいと考えるようになるはずである。この両者の思惑が一致する働き方がまさしくフリーランスである。こうしたことから考えると、将来的にはフリーランスという働き方が主流になる可能性は大である。
ただし、フリーランスという働き方は自己管理がとても大切であることを肝に銘じておく必要がある。なぜなら、フリーランス同士で競争が起きるからだ。フリーランスは雇用されているのではないので企業から必要とされるスキルを身につけていることが必須条件である。